様々なテーマで観客の心を魅了する『桜タンゴフェスティバル』の特別プログラム「ダンスx音楽x映像のタンゴショー」
タンゴと日本の繋がりは100年以上も続いており、タンゴというジャンルにおいて輝かしいレベルに達した日本人ミュージシャンが数多く存在します。
異国の音楽に果敢に挑んでいるミュージシャンのなかでも、それぞれの活動で素晴らしいキャリアを持つ4人 (バンドネオン奏者 西原 なつき、ピアニスト 小林 萌里、バイオリニスト 廣津留 すみれ、コントラバス奏者 小野 としたか) が今回桜タンゴフェスティバルのためにユニットを結成。今回ユニット結成を呼び掛けてくれた西原なつきさんは、女性のバンドネオン奏者が世界的にもまだ稀な現代、本場ブエノスアイレスで注目され活躍している日本を代表する演奏家です。
今回のタンゴショーでは、世界を舞台に活躍する次世代を担うアーティストたちが進化と革新を続けるタンゴの世界を披露します。各シーンを通して、クラシックなタンゴから現代的表現までタンゴマジックをお楽しみ下さい。
Musician & Dancers
小林 萌里 (ピアニスト) / 廣津留 すみれ (バイオリニスト)
小野 としたか (コントラバス) / 西原 なつき (バンドネオン)
ブエノスアイレス、アメリカ、ヨーロッパ、日本国内と、タンゴだけに限らず様々なジャンルで活躍の場所を世界中に広げ、注目されている同世代の4人。
お互いの活動に刺激を受けながらもこれまで一度も一緒に演奏をしたことはなかったが、満を持してこのフェスティバルの為にスペシャル・クァルテートを結成。
小林萌里 (ピアニスト)
茨城県笠間市出身。東京音楽大学卒業。ヤングアーチストピアノコンクール第20回 G部門 銀賞(最高位)など、複数のコンクールに入選、入賞。これまでに茨城県新人演奏会、茨城県芸術祭県民コンサート(Ⅰ)、第29回茨城の名手・名歌手たち、茨城応援コンサート等に出演。2015年にパブロ・シーグレルサマータンゴアカデミー、2017年、2018年にStowe Tango Music Festival(米国)に参加。2019年長崎県の新上五島町の町制15周年記念事業にてソロで演奏。同じく2019年にドイツ、スイス、アルゼンチンにて現地の演奏家達と複数のコンサートに出演。現在ソロ、室内楽でコンサート、ライブ等で活動中。コロナ禍は地元茨城県内において音楽が地域に根付く取り組みなども実施中。
廣津留すみれ (バイオリニスト)
大分市出身。高校在学中にNY・カーネギーホールにてソロデビュー。ハーバード大学(学士)とジュリアード音楽院(修士)を卒業。世界的チェリストのヨーヨー・マと度々の共演を経て、米国にて演奏活動を拡大。講演演奏会シリーズの開催や地元大分での英語セミナー開催など演奏の傍ら多方面で活躍中。
成蹊大学客員講師、国際教養大学特任准教授。テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』金曜レギュラー。著書に『超・独学術』(KADOKAWA)など多数。
2月21日にファーストCD「メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲+シャコンヌ」をリリース。
小野としたか (コントラバス)
1990年 福岡市出身。幼少よりピアノ、13歳よりコントラバスを始める。
福岡第一高等学校音楽科卒業。2013年東京藝術大学コントラバス科卒業。
吉浦勝喜、永島義男、西山真二、木村索、Neil Swainson各氏に師事。
2013年帰郷。現在、クラシック、ジャズ、タンゴほか多方面に活動中。
吹奏楽部の指導にも力を入れている。
和光音楽アカデミーコントラバス科講師。
西原なつき (バンドネオン)
岡山出身。2014年、短期滞在のつもりでブエノスアイレスを訪れるが、その街のタンゴに魅了されそのまま住み始め在住9年目となる。
現在、ブエノスアイレス中心地に位置する大劇場でのタンゴショー『Tango porteño』専属バンドネオン奏者(ソリスト)として活躍。
アルゼンチンを拠点に、アメリカ・日本でも数々のプロジェクトや録音に参加する他、作編曲も手がけ自身のソロプロジェクトも持つ。
アルゼンチンの文化を日本に発信するため、Newsweek『World voice』への寄稿、J-wave『Jam the planet』への出演など、多方面に活動の幅を広げている。
ダンサー、振付師、講師。 エネルギッシュで音楽的なダンスで観る人を魅了するディエゴは、芸術の世界に入った幼少の頃から、自由意志で意欲的に知識を得ていく信条を貫いている。
これまで演劇、タンゴ、アルゼンチンフォルクローレなど様々な分野で受賞。
テクニック指導においても、シンプルで明解な教育法でインストラクターとしても高い評価を得ている。
一方、デルフィナはタンゴの他にもクラシック、コンテンポラリー、アルゼンチンフォルクローレ、演劇などダンスやアートの他分野で専門的養成コースを修了しており、各分野で活躍している。ステージ上での彼女の存在感、能力の高さで傑出している。これまでアルゼンチン国内はもとより、南米、ヨーロッパでのツアー公演を行った。今もなお、新たな修得を得られるプロジェクトに着手し続け、動きや舞台制作における無限の道を追求し自己研鑽を重ねている。
2007年よりペアとして本格的に活動を開始。
ブエノスアイレスでの世界選手権では2009年から2012年まで参加、4年連続サロン・ステージ両部門ファイナリストという快挙。
2010年から約二年間はアルゼンチン、ブエノスアイレスの有名なHotel Faena のタンゲリアRojo Tango のレギュラーダンサーとなる。
日本国内だけなく、韓国、インドネシア、ヨーロッパ、ロシア、ラテンアメリカでも活躍している。
精錬された踊りは好評があり、知名度は高く多くのファンをもつ。
2015年より再び東京を拠点に活動し、表参道にタンゴサロン ブエノスアイレスをオープンする。
最近では元宝塚のトップスター達が出演するミュージカルやコンサートにて出演、コレオグラファーとしても活躍している。
【主な受賞歴】
• 2008年 Japan Openタンゴダンス世界選手権(日本)サロン部門ステージ部門共に、準優勝。
• 2009年 アルゼンチンタンゴ世界選手権アジア大会(日本)サロン部門、優勝。
• 2009年 世界選手権(アルゼンチン)ステージ部門、第3位。
• 2010年 世界選手権(アルゼンチン)サロン・ステージ両部門、第3位。
• 2012年 メトロポリターノMILONGUEROS DEL MUNDO (アルゼンチン)、優勝。
2006年、2007年タンゴダンス世界選手権ファイナリスト、メトロポリターナファイナリスト。
20年以上共に踊り続けてきたペア。
アルゼンチン出身。タンゴの最も高名なマエストロ達や先輩ミロンゲーロ達からタンゴを学んできた。
心からタンゴを愛しサロンもステージも情熱を傾け真摯に踊っている。
彼らにとってタンゴとは人生そのもの。
現在、大阪Cafetin de BuenosAiresを拠点に活動中。
Shinjiは本場アルゼンチンにて5年以上在住しアルゼンチンタンゴを数々のマエストロに師事する。Natsuneは10代よりアルゼンチンタンゴをはじめ、2014年よりペア活動を開始。共に音楽家としての顔を持ち、タンゴギターリスト(Shinji) & Jazzシンガー(Natsune)としてCD等も発売されおり、音楽性には特に定評があり、国内にとどまらず、海外等でもワークショップ、デモ等勢力的に活動を行う。近年若手ダンサーとして注目を少しずつ浴びてきて、大会でも上位の成績に入賞する。
• 2015年 東京タンゴマラソン サロンチャンピオンシップ 2位
• 2016年 韓国世界選手権タンゴチャンピオンシップ ステージ部門 4位
• 2016年 韓国メトロポリターノチャンピオンシップ ミロンガ部門 3位、ワルツ部門 4位
• 2017年 アジア世界選手権大会ステージ部門 2位
フロレンシアとレオネルは、ソウルに拠点に活動するタンゴプロダンサー。
11年に渡り、ソウルタンゴフェスティバルを主催し、多くのマエストロと外国からの参加者を韓国に招いてきた。
フロレンシアは大学でバレエを専攻。 8年間ミュージカルのパフォーマーとして活躍。2004年、ブエノスアイレスで開催されたタンゴ世界選手権に参加し、ステージ部門で2位に入賞。
香港出身のレオネルは、米国に在住歴があり、2002年の米国タンゴ選手権で優勝を果たした経歴を持つ。
フロレンシアとレオネルは、釜山、北京、上海、成都、香港、台北、福岡、シンガポール、シドニーなど、国内外でダンサー、講師として招かれている。2005年からソウルでタンゴを教え始め、タンゴコミュニティを築いた先駆者として知られる。
(ゲストアラビアンダンスダンサー)
ロサリオのAishaダンス学院、Saidaが主宰するアラビアンダンス学院で学び、インストラクターライセンスを取得。
Dariya mitskevych, Tito Seif, Amir Thaleb, Saida Helou, Diva Darina, Marta Korzum, Safia, Shahdana, Julieta Dichiara, David Abrahamなどに師事。
Aisha主宰Syrianas al Ruhバレエ団元所属ダンサー。
Aishaダンス学院、Natalia Mezzavilla主宰BCM Estudioなどロサリオ、サンタフェのダンス学院で講師・振付を担当する。
(ゲストシンガー)
8歳で歌唱全国大会で優勝し、11歳で初のテレビ出演を果たす。
18歳で児童音楽学院の講師に着任。以降、メキシコ、中南米の主要な音楽制作会社の音楽プロジェクトに参加。
19歳からボーカルテクニックプロジェクト Los Craviotoのメンバーとしてメキシコや中南米の国々で公演、テレビ出演を行う。
30年以上の芸能キャリアにおいて多くのレコーディングを行い、様々な賞を受賞。
また、音楽大学で歌唱トレーナーの称号を取得し、イタリア声楽などの古典、ヘッドボイス、Speech Level Singing (アメリカで使われているボイストレーニングメソッド)、デスボイスなどの現代歌唱メソッドの研究を行う。ボーカルトレーナー、歌唱教育として20年以上のキャリアを持ち、現在もレッスンやワークショップなどを実施している。彼のレッスンにはボーカルスキルを伸ばしたい世界中の学生だけでなく、芸能プロダクションのプロアーティストも参加している。
Romina Pernigotte
本公演のイメージ画として、今回アルゼンチンを拠点に活動するビジュアルアーティスト ロミナ・ペルニゴットの作品シリーズ "Nuevas Narrativas Tangueras" (タンゴの新しい物語) から、"Abrazo" (抱擁) と "Distancia" (距離) をご提供いただきました。
ロミナ・ペルニゴット氏の"Nuevas Narrativas Tangueras" 作品は、2023年4月 6日 (木) ~ 9日 (日) に西鉄ホール、TIEMPO HALL にて開催される第8回 桜タンゴフェスティバル会場にて展示されます。
Tickets Information
前売り券発売:
2023年 2月 1日 (水) 13時スタート
全自由席
《前売券》 一般 ¥3,000
※ 小学生~大学生 (25歳以下): ¥2,000
※ 桜タンゴフェスティバル Milonga Full Pass 又は Workshop Pass 購入者は前売券 ¥2,000
■ 今年は入場数を制限しての開催となります。前売券完売の場合は当日券の販売はありません。
■ 学生は、入場時学生証要提示
■ 未就学児入場不可
前売券取り扱い
P - code:236-414
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オンライン購入方法
セブンイレブンでの購入方法
ラテン文化センター ティエンポ 事務局にて販売しております。
〒810-0041 福岡市中央区大名1-15-11
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チケット取扱注意事項
チケットは、いかなる場合(紛失、焼失、破損等)においても再発行は致しませんので、 大切に保管して下さい。
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また、出演者の変更及びキャンセル、出演時間やステージの変更に伴うチケットの払戻し等は一切致しません。
なお、新型コロナウイルス感染拡大等の影響により、主催者が開催中止を決定した場合には払い戻しを行います。
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Venue & Access
西鉄ホール
福岡市中央区天神2-11-3
ソラリアステージ゙6F
福岡の中心地・天神の
さらにど真ん中。
西鉄バスセンター ・
西鉄福岡(天神)駅に直結。
General Information
TANGO
siempre latiendo
新たな鼓動
CONTACT
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(特定非営利活動法人 ティエンポ・イベロアメリカーノ)
〒810-0041
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sakuratangofestival@tiempo.jp
月 ~ 金:12:00 - 22:00
土 日 祝:12:00 - 18:00
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